福岡女子大学の紹介

2023年11月21日

 福岡女子大学は、福岡市東区にある公立の女子大学である。福岡女子大学は、現代社会の諸課題を解決するためにはグローバルな視野と次代が求める教養を兼ね備えた女性のリーダーが必要であると考え、その基本理念のもとに、多くの国内外で活躍する卒業生を輩出している。2011年文学部と人間環境学部を再編し、「国際」と「教養」を重視した国際文理学部に生まれ変わった。国際文理学部には国際教養学科、環境科学科、食・健康学科を設置し、またキャンパスの国際化を図り、主体的な学びと幅広い学びを重視した実践的な教育を行う。例えば、24ヵ国・35大学の協定校と交流可能な海外留学プログラムを充実させることに加えて、国内での留学擬似体験を拡大させている。キャンパス内では、English Villageという「日本からEnglish Villageにやってきた」という設定で行う留学疑似体験プログラムがあり、そこでは日本語の使用は禁止で英語のみでの生活を送る。また、国際学友寮「なでしこ」では、海外からの留学生と共に暮らすことで海外を日常的に体験し、豊かな人間性や社会性を培うとともに、国際交流を深める教育の場となっている。

 福岡女子大学の総合型選抜は、マルチタスクが要求される。まず3学科共通して求められるのは、高い英語力である。英検ならば準1級以上、TOEFL iBT®ならばスコア72以上、IELTSならばスコア5.5以上の取得が必要だ。そしてグループディスカッション、面接、書類審査が行われる。個別の学科においては、国際教養学科では、講義を聴いた後にレポートを書くことが課される。同様に環境科学科では、口頭試問(解答準備時間の後、問題に関連する内容の質疑応答を行う。出願時に「化学・生物・物理・数学」から1科目選択)、研究発表及び質疑応答(パワーポイントまたはプロジェクターを使用)、食・健康学科では、プレゼンテーション及び口頭試問(「食」や「健康」に関連した研究調査についてパワーポイントまたはプロジェクターを使用)がある。
また、福岡女子大学には学校推薦型選抜もあるが、こちらは大学入学共通テストが必要であり、3教科600点で、面接・書類審査と合わせて評価される。

大学受験のTGだからこそできる福女大合格作戦

大学受験のTGでは、そんな高い英語力の基準を突破するために、通年から英検準1級、TOEFL iBT®、IELTSの対策を行っている(英検準1級ゼミも開講している)。講師は全員が英検1級以上の資格を保有する熟達者であり、これは全国的にも稀有である。そして理数系、小論文、パワーポイント等を使った実践練習等にも、各プロフェッショナルな講師がいる。福岡女子大学はマルチなタスクが求められるので、是非大学受験のTGを活用してみることを勧める。